会長挨拶

第63回日本形成外科学会総会・学術集会

会長 亀井 譲

(名古屋大学形成外科 教授)

この度、第63回日本形成外科学会総会・学術集会を2020年4月8日(水)〜10日(金)に名古屋国際会議場において開催させていただくこととなりました。2020年は新しい元号“令和”で初めて正月を迎える年であり、56年ぶりに日本でオリンピックが開かれる年でもあります。この記念すべき年に歴史と伝統がある本学術集会を主催させていただきますことを、名古屋大学形成外科 教室員および同門会一同、大変光栄に存じます。

日本形成外科学会は、1958年に第1回が東京大学整形外科により開催されて以来、着々とその専門性を高めてきました。形成外科黎明期の歴代の会長を見ますと整形外科、耳鼻咽喉科、眼科や口腔外科の教授が名を連ねられており、多くの診療科と協力し、磨き合いながら発展してきたことがよくわかります。この中で皮膚移植や縫合技術のように連綿と受け継がれている分野もあれば、再建手術、陰圧閉鎖治療、リンパ浮腫治療のように目覚しい発展を遂げた分野もあり、また、新しいテクノロジーを用いたシミュレーション・ナビゲーションやロボット支援手術などのように未来への発展が期待される分野もあります。形成外科学会全体を見てみますとNational Clinical Database 登録制度への参画、専門医制度の改変、アメリカ形成外科学会や韓国形成外科学会とのMOU締結など、学会のあり方自体も大きく変化しようとしています。本学術集会ではメインテーマを「不変と革新」とし、”残して引き継いでいくべきもの”、”新しく発展させるべきもの”という視点から形成外科学というものを大きな視点でもう一度見直し、これからも発展していく形成外科学の舵取りをどのような方向にしていくかを議論し、次世代に引き継ぐ礎にできればと考えております。

来年の4月の本学会の開催に向けて医局員全員で一丸となって準備を進めて参りますので、会員の皆様方におかれましては何卒ご協力の程宜しくお願い申し上げます。

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